はじめに
こんオリ~!(オリガミキング記事の挨拶)
オリガミキング、やってるか~~~!?
僕はやりました、ペーパーマリオ オリガミキング。
いや~良いゲームでしたね。
せっかくなので感想記事を少し。
このサイト恒例のスクショを張りつつって感じになるかと。
ざっくり感想→ネタバレあり感想って流れで書くので、もし買おうかどうか迷ってるって人がいたらざっくり感想のところまで見て考えてもらえればと。
って思ったんですけど思ったよりざっくり感想の部分が多くなったので記事自体を分けますわね。
ざっくり感想
前提
まず前提として自分はペーパーマリオシリーズは「マリオストーリー(64)」と「ペーパーマリオRPG(GC)」のみプレイ済み。
特にマリオストーリーはポケモンを除くと一番好きなゲームで、いまだに全部の敵キャラのHPと攻撃防御がはっきりわかるぐらいには何度もプレイしたゲーム。
今だとプレミアついてるサウンドトラックも実物持ってるぞ!(就職して最初にしたでかい買い物がこれだった)。
GCの方は大学生になってから1回プレイしたぐらい。
そんな感じのプレイ歴。
前置きはこれぐらいで。
ざっくりとしたネタバレにならない範囲(PVで公開されてる範囲内の情報はあるかも)の感想を少し書いていくぞ~!
全体的に
〇グラフィックがとても綺麗
まあこれはほんの数年前までゲームは3DSでやってた人間の視点なのでswitchのゲームなんてどれもグラフィックは綺麗だろ!って言われたらそりゃそうなんだけど、奥行のあるフィールド全部に行けるってのが個人的に結構感動したんだよな~。
白縁ペラペラなマリオとリアル造形なオリガミが同時に画面にいても違和感がないのって結構すごい気がする。
右奥の【?】ブロックのところまでいけて感動したところ
〇BGMが最高
ボスごとにBGMが違うなんてのは当たり前で、通常戦闘のバトルBGMまでエリアごとにアレンジされてる。
ノリノリなダンスミュージックも多くて、なんかマリオが踊るシーンもいっぱい。
〇キャラクターがみんな可愛い
登場キャラクターがどれも絶妙に毒がありつつも憎めないのが良い。
特にいつもマリオと一緒にいるオリビアが可愛くて仕方ない。
今作はクッパ軍団も味方サイドなので、クッパ軍団の魅力に気付かされた作品でもあった。
ストーリー
オリガミで作られた敵を倒してピーチ姫とキノコ王国を救い出す!という基本の部分はシンプルなストーリー。
基本的にノリ良くコミカルな感じだけどシリアスだったりホラーだったりする展開も頻繁に入ってくるので飽きない。
「紙だから出来る演出」がめちゃくちゃ尖った方向に使われてて感心したってのもあるんだけど、それにしたってオリガミキングで検索すると関連ワードに「オリガミキング 倫理」とか「オリガミキング グロ」が出てくるって話は笑ってしまった。
あんまりこっち方面のネタ擦るのもサムいしな~とは思いつつも実際にプレイしてて「えぇ…」って素で引きそうになるシーンが何か所もあったのも事実なんだよな。
さっきまで笑えるシーン、熱いシーンんだったりしたのがいつの間にかホラーチックだったり泣ける展開になったりするんだけど、その傾斜がすごかった作品でもあるかも。
戦闘
パズル→攻撃→敵の攻撃という流れが基本。
これが困ったことにそこそこパズルの難易度が高い。
経験値という仕組みがないので戦う旨味が少し薄いのと、攻撃方法がやや少ない(並べて武器で一掃するだけ)のでここは賛否両論かも?
まあコインを使えば解決できるんだけど(今作はコインがあれば結構色々解決出来る)。
戦闘BGMがエリアで変わるシステムや敵の攻撃の多彩さのおかげで飽きることはなかったかなー。
ゲームを続けていくと段々とパズルをすることが上手くなっていくので、そういう意味では経験値が溜まっているという考えもあるかもしれない。
まあたまにはこういうバトルシステムも面白いな~って感じ。
でも1作やればいいかな、うん。
一方のボス戦は同じパズル→攻撃→敵の攻撃という流れなんだけど、こっちは個人的に最高に面白かった。
もっとこのシステムのボス戦したかったな~!
今作のボスは文房具なんだけど(←?)、文房具がどういう解釈でどういう攻撃をしてくるのかが毎回楽しみで楽しみで…。
ちなみにボスの名前が文房具そのまま(セロハンテープ、ハサミなど)なのでピクシブとかで二次創作の漫画を見るとハサミとセロハンテープに吹き出しがついて会話してたりしてシュールで楽しい。
キャラも濃い(どう生きてたら色鉛筆をざんス口調のキャラにしようと考えるの??)
マリオストーリー・ペーパーマリオRPGっぽい?ぽくない?
シリーズずっと追ってる人に失礼になったら良くないからこっそり書くけど多分まだプレイしてなくて購入するか気になってる人の関心はほぼこれなんじゃなかろうか。
どの要素にこの2作らしさを求めるかは人それぞれだと思うけど、個人的には割とこの2作らしさを感じた。
まずフィールドでウロついてる時の感覚がかなり2作に近かった。
ジャンプしてハンマー振って先制攻撃して仲間にヒント聞いたりして、謎解きしながら進んでいく感じ。
すごく懐かしい感覚だったなー。
一方で、仲間は基本的にはオリビア+誰か1~2人って感じで、ステージによってそれぞれ誰かが同行してくれるって感じなので沢山の仲間と共に旅をするってところに2作らしさを求める人にはちょっと違うって感じになるかもしれない。
でもストーリー上はずっとオリビアが可愛い反応をし続けてくれるしXボタン押せば簡単なヒントを教えてくれるし、よくよく考えると2作についてもマリオの後ろを歩いてる仲間ぐらいしか会話してない気がするのでストーリー的にはむしろ今作の方が仲間と旅してる感あるかも。
ただしフィールドで仲間の能力を使う機会はぐっと減ってるのでそこはちょっと違うかなあ。
PVの例のシーン。オリビアと仲間の反応が楽しい。
戦闘はまるで別物。
2作のような戦闘を望んでる場合はこれ違う!ってなっちゃうはず。
パズルがあるってのもそうなんだけど、味方の攻撃がこちらでコマンド出来ないってのがやっぱり全然違うんだよな~。
マリオの行動も実質的に「ジャンプ(ハンマー)するか」「強いジャンプ(ハンマー)するか」「トゲを踏まないジャンプするか」「アイテム使うか」しか行動パターンがないのも微妙。
ボス戦はジャンプハンマー以外に色んな攻撃方法があってそれを模索する感じだから面白いんだけどね~。
でもまあ20年前16年前のゲームと同じ戦闘システムを2020年のゲームに求めるのって冷静に考えて無理があるでしょ!って話なので、同じシステムで遊びたかったら素直に過去作をすれば良いのかもな~。
一応自分は通常戦闘をそこまで100%は楽しめなかった上でオリガミキングめっちゃ楽しかった!って感想になったのでまあ。
まとめると
特に似てる
・フィールドをうろついて謎解きして先に進んでいく感じ
・仲間と共にストーリーを進めていく感じ
特に似てない
・フィールドで仲間の力を色々使って先に進めていく感じ
・通常戦闘の行動パターンの数
こうかなー?
結局戦闘で仲間のコマンドが出来るか出来ないかって話な気がするなこれ(これもしかして自分がダブル・トリプルバトル好きなだけでは?)。
まあ参考のひとつにでもなれば。
ひとまずまとめ
ざっくり感想だとこんな感じかなー。
いやーほんと面白かったオリガミキング。
ストーリーがなかなか濃かったりエグかったりしたけど演出が明るいから感情をどこに持っていけばいいのかわからなくなることばかりで心地いい困惑ばかりだった。
心地いい困惑ってなんだ…?
他の人の感想が見たくなるゲームですね。
終わってすかさずオリガミキングの実況動画見に行きましたね、ええ(これは嘘。ステージ2ぐらいで耐えきれなくなり1面までの実況動画見だした)。
RPGって終わった後さみしいんだけど今作は結構そのさみしさがでかくて、それだけ良いゲームだったんだなと。
興味持った方はぜひプレイしてみてください!
ミ・3・ミ<では!
↓スクショ貼りつつのネタバレあり版がくる↓