「デデンネ入りグッドスタッフ」と名付けたかったのだがデデンネを入れるとグッドスタッフではなくなってしまうという矛盾が発生したためタイトルを変更した。
今回はトリプルでデデンネ入りパーティを組む人(いるのか?)の参考になるかもという理由から構築を組む流れを全部書いてみることにした。
構築の流れ
デデンネ
採用理由
・今回の軸
・怒りの前歯の新規習得による削り性能の獲得※1
・エレキネットの新規習得による新たなS操作手段の獲得※2
※1怒りの前歯で相手を半分削ることが出来れば相手のサイクルに大きな負担をかけられるし、前歯+味方の攻撃で高耐久なポケモンも一撃で落とすことが出来る
※2ほっぺすりすりだけでなくエレキネットという攻撃兼S操作の技を習得したことで技枠の圧縮、ターンの有効活用が出来るようになった
このポケモンを軸にして構築を組む際に考えておかないといけないのはデデンネ自体に火力が乏しいため取り巻きは可能な限り高火力で固めたいということ
ということで、まずはこのポケモンと相性の良いポケモンを探すことに
候補に挙がったのはメガボーマンダとメガリザードンYの二匹
どちらも追い風をすることが出来るし相性補完にも優れている。なにより火力が高い。デデマンダもデデドンもどちらもダブルでよく見かける(そうか?)組み合わせですね。
どちらにするか悩んだが今回はリザードンを採用することに
メガリザードンY
採用理由
・追い風によるS操作
・晴れによる天候操作
・ボーマンダと比べて対ガルドニンフへの性能に優れている※1
・メガをしてもデデンネより遅いため連携が取りやすい※2
※1ギルガルドに打点がないポケモンはいても1匹、2匹は論外という今のレートの環境でデデマンダなんて使ったらガルドに良いようにされる未来しか見えない。それにニンフィアから抜群を突かれるか半減で受けられるかの違いを考えるとリザードンの方が優秀かなと考えた。
※2ボーマンダがメガったらデデンネを華麗に抜き去ってしまう。デデンネは味方より早く動いた方が活躍できるのでリザードンの方が無難かな
こうしてデデンネ メガリザードンYの採用が決定した。
流石にこの時点で「足りないものを探してみよう」とか言ったってそんなん無限にあるので、とりあえずこの二匹ではどう考えても対応出来ない「ガブリアス」に強そうな駒を探すことにした
霊獣ランドロス
採用理由
・威嚇枠が確保出来る※1
・ガルーラ・叩き・滅びなど広い範囲への対策になり得る※2
※1デデンネは1発耐えることで頬袋が発動して超回復をすることが出来る。しかし1撃で倒れてしまってはその性能を生かせないのでとにかく1発耐えることが重要である。また、リザードンは岩技を食らう機会が多いので威嚇枠を入れることでこれらを解決した感じにした。
※2威嚇でガルーラを黙らせられるだけでなく馬鹿力を入れることで打点にもなりとんぼで滅びにも強いなど諸々の広い範囲を見ることが出来る
こうしてめでたくデデリザランドまで決めることが出来た。(持ち物はオボンメガ石チョッキorスカーフと仮定)
一応の目標としてデデンネの耐性をいかしたサイクルを回せるパーティを目指していこうと思っている。怒りの前歯で相手のサイクルには大きな打撃を与えられるはずなのできっとデデンネが活躍できるはず。
その為には現時点で何が必要で何が足りないのか
パメラさんの「スタンパを組むときに便利そうな画像」の右側を参考にして考えてみることに (http://d.hatena.ne.jp/pamela_emuritto/20141211/1418293938)
ない | 怪しい | ある |
猫だまし | フェアリー耐性 | 威嚇 |
対叩き | ドラゴン耐性 | 対滅び |
催眠耐性 | 悪耐性 | 格闘 |
炎耐性 | 対ギルガルド | 電気 |
氷耐性 | 水耐性 | S操作 |
岩耐性 | 全体技 | |
ゴースト耐性 | 飛行耐性 | |
対トリパ | 地面耐性 | |
ギルガルド |
つまり4匹目に欲しい要素は
・ワイドガード
・鋼タイプ
・叩きに強い
・ガルドに打点がある
・トリパに強そう
・ギルガルド
ここらへん
これらを満たしたポケモンなんているのか……?
ギルガルド
採用理由
・対叩きパを任せられる
・ワイドガード持ちである
・相性補完が優秀である
・トリルの指導要員に強い打点を与えられる
これらを満たしているのはギルガルドですね(茶番の域である)
なんか毎回4枠目でギルガルド入れてる気がするよ。
デデンネの怒りの前歯+シャドボや手助け+シャドボでトリル始動要員を黙らせる動きが出来るかもしれない。襷で耐えられたら泣こう。
流石にこいつを入れただけで対叩きが安定するとは思えないのでチョッキ予定であったランドロスをスカーフに変更。対滅び耐性がチョッキよりも下がったがガルドを入れたのでまあとんとん?
これによって「デデンネ@オボン リザ@メガY ランド@スカーフ ガルド@珠?」まで確定
この時点で何が足りないのか
ない | 怪しい |
猫だまし | 水耐性 |
炎耐性 | 対ギルガルド |
催眠耐性 | 対叩き |
悪耐性 | |
氷耐性 | |
ゴースト耐性 | |
岩耐性 |
まだ猫だましが確保出来ていないのは困ったナ
求められるのは炎や氷に強くてギルガルドをはじめとしたゴーストに打点のある猫だまし持ちの格闘タイプらしい。これはもう1匹しかいませんね。
ハリテヤマ
採用理由
・猫だまし持ちである
・氷炎に耐性のある格闘タイプである
・ギルガルドに打点のある格闘タイプである※1
※1ギルガルドに叩き落とすで打点を持つことが出来る格闘タイプ。カポエラーとの違いはここ。今回は威嚇枠をランドロスで確保出来たのであえてカポエラーを採用するメリットは薄い
ハリテヤマを採用したことでおおよそ大体の耐性は確保出来た。
今回はギルガルドがすでにいるのでワイドガードをハリテヤマに習得させる必要は薄い。催眠耐性確保のためのラムかD耐久そこ上げのチョッキのどちらかになりそう。
技はメインウエポンのインファイト、ワイガを破れるフェイント、採用理由の叩き落す、同じく猫だましでほぼ決定。
こうして5匹まで決めることが出来た。
デデンネ リザードン ランドロス ギルガルド ハリテヤマ
ない |
対催眠 |
対トリパ |
対水 |
対ガブランド |
全体的な打点 |
最後の一枠は「催眠耐性(というかダクホ耐性)を確保」しつつ「ガブランドに打点があり」「全体技高火力」を持っているポケモンが良さそう。
候補として上がったのはポリ2、吠えるラグラージ、アマルルガ、ラティアス、ニンフィアなどだった
ニンフィア
採用理由
・マジックコートでダクホを反射出来る
・ハイパーボイスでお手軽全体高火力
・高いDで対水にもまあまあ強い
総合的な能力を考えるとニンフィア一択でした
持ち物は眼鏡かなあとは思うけど眼鏡マジックコートは怖いなあ…
とはいえ一応のダクホ耐性が付いた(?)のでハリテの持ち物は突撃チョッキに。
構築(仮)まとめ
デデンネ@オボン エレキネット 怒りの前歯 手助け 守る?
リザードン@メガY 熱風 追い風 エアスラ? 守る?
ランドロス@スカーフ とんぼがえり 地震 岩石封じ? 馬鹿力
ギルガルド@珠 シャドーボール ラスターカノン ワイドガード キングシールド
ハリテヤマ@チョッキ インファイト ねこだまし はたきおとす フェイント
ニンフィア@眼鏡 ハイパーボイス ムーンフォース マジックコート サイコショック?
ない | 怪しい | ある要素 | ある耐性 |
ゴースト耐性 | 炎耐性 | ねこだまし | フェアリー耐性 |
催眠耐性 | 威嚇 | 氷耐性 | |
地面耐性 | 対叩き | 岩耐性 | |
水耐性 | 対滅び | 格闘耐性 | |
対トリパ | 全体技 | 飛行耐性 | |
ギルガルド | 電気耐性 | ||
S操作技 | ドラゴン耐性 | ||
悪耐性 |
デデンネから組み始めたけど最終的にはデデドンガルドのいつものメンバーにランドニンフハリテというトリプルっぽいメンバーを追加しただけになってしまった感がある。水ロトムやサンダーと比べると浮いていないのが難点ではあるが怒りの前歯による削りをメインに添えているのでまあ大丈夫だろう(なにが)
とりあえず最初は回してみることに
そして最終的に…
パーティ
メンバーは幸いにも変更なしだった。デデンネ残って良かったネ。
技はかなり大きく変更。詳細は下へ。
個別
デデンネ
デデンネ | 特性 | 頬袋 | |
性格 | 図太い | 持ち物 | オボンの実 |
レベル | 50 | 10万ボルト | めざ氷 |
性別 | ♂ | 怒りの前歯 | ほっぺすりすり |
実数値 174-60-116-104-88-121
調整 陽気ランドロスのダブルダメージ確定耐え
というわけでいつもの個別解説タイム
調整はカロスダブルで使われていた陽気ガブリアスの地震耐えから陽気ランドロスの地震耐えまでBを強化。その結果D方面が多少おろそかになっている。
とにかく技に悩まされたポケモンで怒りの前歯以外の全ての技が1度は消えている。
一応この形で落ち着いたが正直納得いく形ではない。技枠が足りねえ…。
使ってみたそれぞれの技についての感想だが
- エレキネット…ワイガで防がれるのではないか?という心配をしていたが杞憂であった。デデンネを前にしてワイガするやつはいない。俺だってしない。
威力がとにかく低いがそれはまあ良い。問題は下げる素早さが1段階のみであるという点である。パーティを見るとわかるがどれも中速に素早さが固まっている。こういうパーティで相手の素早さを1段階下げたとしても結局まだ上を取れないのだ。
そういう理由でこのパーティにエレキネットは合わなかった。全体的に速いパーティなら採用する意味もあるかと思うが果たしてそういうパーティにデデンネの居場所はあるのか…?
- 怒りの前歯…非常に優秀な技。この技だけは何があっても変えることはなかった。相手の体力を問答無用で削っていくその姿はがむしゃらを彷彿とさせ、前歯+珠シャドボや前歯+ソラビなどでクレセやスイクンなどの超固いポケモンも難なく処理をすることが出来た。もちろん全体技のハイボと組み合わせても強い。しかし命中90は信頼できない数字であり要所要所で外れた。これさえなければなあ…。
- 10万ボルト…エレキネットが想像の遥か下の火力(参考:H252振りニョロトノに乱5)だったためこの技を採用した。アローやカメへの打点として重宝したが相手のギルガルドの充電池を発動させて敗北の原因となったこともあるのでギルガルドに10万ボルトを撃つ時は気を付けたい。
- めざめるパワー氷…あまりにもランドへの打点が少なかったので採用。打点0と確2とはいえ抜群技を持っているかどうかはだいぶ違う。体力赤ゲージでドット2つ分ぐらいのニンフィアに撃ったらドット1つ分だけ体力が減って返しのハイボでデデンネが落ちた。
- ほっぺすりすり…エレキネットの項目で触れたがこのパーティは中速が多い。そのためほっぺすりすりによる麻痺はそこそこ有用だった。が、相手1体を麻痺にするというのがそこまでメリットにならないことが多く、サンダーに麻痺が効かないのが特につらかった。
- 守る…ランドが地震を撃ちやすいように、そしてダクホをニンフィアが反射するターンに眠らないようにと採用したのだが、この技を入れるほどスペースに余裕がなかった。結果として、オネンネするデデンネや地震に巻き込まれるデデンネが多数確認された。
- 手助け…これも非常に強力な技だった。猫だましがデデンネに飛んでくるターンに使えば出し得だし、手助けハイボや手助けシャドボは相手にとって非常に脅威となったと思う。しかし基本的には前歯と役割が被るため技スペの問題から外すことにした。
初手に出して麻痺を撒くか、裏から耐性を生かして出ていくかの二択。基本的にはハリテ引っ込みデデンネブレバ受けという流れが多かった。
まあなんというか、そこにいたのはいつものデデンネであった。
リザードン
メガY | リザードン | 特性 | 猛火→日照り |
性格 | 控えめ | 持ち物 | リザードナイトY |
レベル | 50 | 火炎放射 | ソーラービーム |
性別 | ♀ | 追い風 | 守る |
実数値 185-80-128-145-105-120
調整 意地ランドの岩石封じ耐え 手助けソラビで穏やか水ロトム確定1発 無振りデデンネ抜かれ
それまでダブルで使っていたCS基調のリザードンではなくHB基調のリザードンを採用
最初は熱風を使っていたがあまりにも威力が低かった、というのと怒りの前歯(命中90)と熱風(命中90)両方を当てないといけないのは安定感に欠けると考え火炎放射を採用することとした。
ソラビ採用は水への打点を確保するため。メガバクーダへの打点にもなったので入れておいてよかったと思う。
カメックスに有利なイメージがあったのだが、最近のカメックス入りは隣に手動雨持ちを置いていることが多かった(味方によく見かけた噴火ドランが消えたことで雨によるデメリットがなくなったから?)ので返り討ちにされる光景をしばしば見かけた。
いやまあ炎御三家が水御三家に返り討ちってそれ普通じゃんって感じはあるんだけど。
ランドロス
霊獣 | ランドロス | 特性 | 威嚇 |
性格 | 意地っ張り | 持ち物 | スカーフ |
レベル | 50 | 地震 | ストーンエッジ |
性別 | ♂ | とんぼがえり | ばかぢから |
実数値 175-206-110-99-100-140
調整 最速ドーブル抜き
普通のランドロス。対叩きを意識して持ち物はスカーフ。
何回威嚇を入れられるかが勝負のカギで、早々にこいつがやられてしまう試合はきつくなることが多々あった。
技についてだが
- 地震…メインウエポン。しかし味方で浮いているのがリザしかいない。ワイガでどうにかするか、出す位置を頑張るしかない。
- 岩石封じ…かなり悩んだ枠。威力が低すぎる。
- 岩雪崩…威力が低いうえに全く当たらない。ワイガにも止められる。
- ストーンエッジ…威力は高いが全く当たらない。威嚇込みでリザアローを倒せるのだからと最終的にこれを採用した
- とんぼがえり…威嚇を撒くために使った。MOVE+とんぼで滅びをリセットしたりも。
- ばかぢから…ガルーラとテラキオンにいっぱい撃った。
どうにも岩技に悩まされた。ダイヤモンド鉱国の王様がこいつみたいな裏設定さえあれば…。
ギルガルド
ギルガルド | 特性 | バトルスイッチ | |
性格 | 控えめ | 持ち物 | 命の珠 |
レベル | 50 | シャドーボール | ラスターカノン |
性別 | ♀ | ワイドガード | キングシールド |
実数値 152-58-170-104-170-103
普通のギルガルド。普通に強い。普通。
カロスダブルで活躍した(したか?)デデガルドの並びを取ることが可能。
とはいえトリプルではデデンネを守るためにワイガとかするよりも殴った方が強いじゃんって感じではある。
余談だがギルガルドはシーズン7のトリプルバトルで最もデデンネに倒された数が多いポケモンである。
ハリテヤマ
ハリテヤマ | 特性 | あついしぼう | |
性格 | 意地っ張り | 持ち物 | 突撃チョッキ |
レベル | 50 | インファイト | 叩き落とす |
性別 | ♀ | 猫だまし | フェイント |
実数値 231-181-98-53-90-70
ジャイロカメックスパーティの流用個体。
厚い脂肪による耐性の獲得で後ろから投げることが多々ある。もちろん初手に出すことも多い。MOVE猫騙しが強かった。
これも余談だが、眉毛だと思っていた部分が髪の毛らしき部分と繋がっていることに最近気づいて衝撃を受けた。
ニンフィア
ニンフィア | 特性 | フェアリースキン | |
性格 | 控えめ | 持ち物 | 拘り眼鏡 |
レベル | 50 | ハイパーボイス | ムーンフォース |
性別 | ♀ | マジックコート | めざめるパワー水 |
実数値 191-71-97-167-150-89
調整 追い風時テラキ抜き 鉢巻ブレバ耐え
とてもつよいぽけもん。
まず眼鏡マジックコートの使い勝手だが、まあ、一応ダクホパーティ相手に手も足もでない、という状況ではなくなったのでそこは良かった。しかし眼鏡なので反射したあと引っ込めないといけないのは難点。反射したダクホの命中率低すぎると思うんだけど(怒)。
ハイボムンフォマジコで技枠は完成していたので残り一つを何にするか迷ったのだが、一応バクーダに打点を持てるめざ水を入れてみた。ファイアローに1回撃っただけでそれ以外は一度も使わなかった。
レート
開始レートは1474(誰だこんな下げたのは)。
そこから20戦は17勝3敗というそこそこな戦績。
34戦目でレート1700まで上がったのだがそこから1500台のアメリカ人に3連敗するという前代未聞の大事件が発生したためデデンネの技構成を見直すことに。
技構成を変えたあとはアメリカ人に良い感じに勝てるようになりトリレ7位まで上がることができた(360分間のみ)。
その後はサブロムでレートに潜ったり世界樹の迷宮に潜ったりしていたのだが気付けば噴火杯直前に。
再びメインロムでレートに潜ったのだがダイビング雨滅びに殺されたり、レベル1のポケモンに良いようにされたりして素敵な感じにレートを献上することとなった。
噴火杯
3勝4敗 合計KPは47で個人KPの高さは全体の中で4位(^o^)
デデンネのKPはあのメガカメックスと同じ「KP1」という高さを誇った
午前の時点で3勝1敗だったのでいける気がしたがいけなかった。うーん残念。お昼ご飯の選択を間違えたか…。
噴火杯簡易まとめ
・ソラビを撃ったら晴れてなくて溜めるモーションで終わり流れ出す気まずい時間
・ゼニガメに眼鏡ハイボを撃ったら半分しか入らず二度見。ガルドは隣のノコッチに殺された。
・テラキオンに馬鹿力を撃ったらギリギリ耐えられる。あちゃーやべーと思ったら相手の袋叩きでテラキオンがダウン
・リザードンにエッジ当たらねえ!って言ってたけど試合後相手のリザードンの持ち物が光の粉だと判明
・ドーブルにマジコをしたらMOVEされて不発。気まずい。
・VSサンダーリザニンフガルドランドハリテというまさかのミラーが発生。デデンネVSサンダーが幕を開けた(どちらもお互いのリザードンに燃やされた)。
・マルチバトル開幕。相手のストライクを自分のアゲハントと味方のツタージャでは突破出来ないと慌てていたがストライクの攻撃技が虫の抵抗だったのでかろうじて勝利。後続はレベル48マーイーカだったので危なかった。
・ピントレンズスナイパーアリアドスでメガヤドランにメガホーンを連打して急所に当たれと祈っていたけどそういやこいつに急所入んなかった
噴火杯もその後の集い(なんの集まりだったんだ…?)も非常に楽しく過ごせました。
色んな人と話せたのが楽しかったですネ。
運営のみなさま参加者の皆さま東大島のみなさま(?)本当にありがとうございました!
雑感
この構築は強い相手と弱い相手がかなりはっきりしていた。
強い相手はまず「カポエラー入り構築」。
このパーティは見ての通り格闘耐性5匹+等倍1匹というすさまじい格闘耐性を持っている。
そのためカポエラーが相手にいるときはひたすらカポエラーをガン無視することで実質的に3対2の試合を続けることが出来た。
ニンフィアが前にいれば引っ込めずにワイガをしてくるのでムンフォ連打でカポの隣をいじめ続けられる。
とか言ってたらフェイントで3対一斉に縛られた。
なおハリテヤマはデデンネのおやつを叩き落としてくるので天敵である。
あとは「追い風軸構築」。
こちらのパーティが追い風+デデンネによるS操作の形をとっているので同じ追い風パーティなら初手からデデンネで麻痺を撒くことで有利な試合展開を繰り広げることが出来る。
結果として対スタンパーティの勝率はかなり良い感じになった。
逆に苦手な相手も多い。
まずはトリックルームパーティ。やはり厳しい。5ターンなんとかしのいで再度のトリルを頑張って防ぐしかない。
そう考えるともうすこし守るもちが欲しかったかもしれない。
また、ギミックパーティは全般的に厳しかった。単体性能は高いポケモンをそろえているがからめ手に弱い。さらにこちらの搦め手枠のデデンネが相手の搦め手に有効打を持っているわけではないのも問題である。
特にこのデデンネリザードンパーティが相手のピカチュウリザードンパーティに負けてしまったのはとても悔しかった。
まとめ
一応当初の目的であったデデンネの耐性を生かしたサイクルくるくるパーティを使いたいという願いはほぼ叶ったし一瞬とはいえ1ページ目にタッチしたので満足ではある。
しかしこの構築を使ったことでデデンネの限界に気付いてしまったのもまた事実なのであった。
デデンネは種族値が足りないのだ
具体的にどう足りないか。
カロスダブルではガブリアスの地震耐えとリザの熱風耐えがメジャーであったデデンネだが、トリプルだと霊獣ランドの地震まで耐える必要が出てくる。そうなるとB方面に努力値を割く必要が出てくるのだが、その結果としてD方面がやわっこくなってしまう。
さらに今のトリプルのリザードンは熱風よりも火炎放射が主流である。
熱風ならまだしもデデンネはリザードンの火炎放射を耐えられない。
これがカロスダブルのように熱風オバヒの構成のオバヒで落とされるならまだCダウンがあるので救いがあるが火炎放射でワンキルされたんじゃ話にならない。
実際噴火杯でも火炎放射でデデンネが落ちる場面を3度ほど見ることとなり、カロスダブルとの環境の違いをはっきりと認識させられた(遅い)。
まとめると「デデンネは霊獣ランドの地震とリザードンの火炎放射を両方耐える種族値を有していない」のである。
それとこれはデデンネに限らないのだがそこそこ見かける「電気枠+メガリザY+ニンフィア+ギルガルド+猫格闘(ハリテカポズキン)+地面枠(ガブランド)」という構築は相手のランドロスとニンフィアに打点が少ないのが厳しいと感じた。
それでいてトリパにも弱い。
各タイプへの耐性は豊富に確保しているためサイクルを回しやすく使いやすさはあるのだが今の環境では厳しいところがあるのかもしれない。対ガルドを意識しすぎたか…。
うーん…デデンネとサイクルパーティを使いたいという二つの場所からスタートしたのだが、どちらも今は厳しいという悲しい結論になってしまった。
やはり前のめりか…前にのめっていくしかないのか…「のめる」ってなんなんだ…
それでも久しぶりにトリプルでスタンダードっぽいパーティを使えたので楽しかった。課題も多く見つかったけど何かに活かしていきましょう。「デデンネは種族値が足りない」を何に活かせばいいのか皆目見当つかないが。
そういえばこの記事が2015年最初の記事ですね。ヘッダーも落ち着いた感じに変えてみました。試しの岩に4匹のデデンネがほっぺすりすりをしている様子です。可愛いですね。
去年は一年間を通して1か月に二回のペースで更新してきましたが、今年はその半分を目標にしていきたいと思います。
今年もけだまメモをよろしくお願いします>◍◕ ౪ ◕◍)<
それではごきげんよう ざわでした