【第六世代(ORAS)トリプル構築】リザードドン〈ヒトカゲ/リザード/リザードン〉

パーティ

・・・

個別

リザード

実数値　134-74-78-145-85-132

今回の構築の出発点。リザード。

まずはこのダメージ計算を見てほしい

～晴れサンパワー眼鏡～

熱風
H252カポエラー　95.5%～112.7%
H4メガガルーラ　割合: 90%～106.6%

火炎放射
H4メガガルーラ　割合: 115%～135.5%

オーバーヒート
H252ニンフィア　割合: 117.3%～138.6%　
H252ファイアロー　割合: 108.1%～127.5%
ASヒヒダルマ　割合: 131.6%～155%

オーバーヒートの火力指数は95427。晴れ珠力尽くゴリドラが96279なので大体同じ。H252クレセリアぐらいなら余裕の確定1発。威嚇で下げられることがないのが特に偉い。

そしてリザードのダブルダメ熱風の指数が52292。メガリザYの控えめダブルダメ熱風は37192。メガリザードンがゴミのように見える。

この化け物のような火力を持つポケモンを最大限生かせるようなパーティをつくることにした。

リザードン

晴れを生かすためにはこいつがいないと始まらない。始まらないと困るのでこいつを投入することにした。ていうかメガリザ使わないならサンパワーリザードンで良い。

このポケモン自体は普通の型。性格は控えめだがBに厚く振っているのでガブの雪崩とかは耐える。

リザードの火力は早い話がメガヘルガーよりちょっと高いぐらいなので、実質的にメガリザメガヘルガーという誰もが夢見たコンビを使うことが出来ると言えるだろう。

～～～

ここまででリザードリザードンの採用が決まった。

ついでなのでヒトカゲも使いたいなと思い、ヒトカゲの使える技を適当に見ていたのだがある技を発見する

ふくろだたき

ふむ・・・

ヒトカゲと一緒になんかものすごいやつらが入ってきてしまった

エルテラ+メガリザードンという組み合わせはメジャーだと聞く。テラキオンの苦手な鋼をリザードンが焼く為だろう。それならそこにリザードとヒトカゲを入れる形にしても何も問題はなさそうだ。

ヒトカゲ

実数値　115-63-63-112-70-128

愛らしい生き物。可愛い。儚い。

スカーフ袋叩きでテラキオンを上から叩くことが出来る

スカーフサンパワーオバヒでボルトロスなどのポケモンを奇襲からのワンパンで倒した時の快感がすごい。

A無振りファイアローのブレイブバードで中乱1という衝撃的な物理耐久を所有しているにも関わらず味方のテラキオンの地震に巻き込まれることも多く可哀想であった(ダメージ割合: 566.6%～666.6%(なんだこの不吉な数字は…

エルフーン

実数値　167-77-106-89-95-184

いわゆるエルテラのエル。

追い風、日本晴れを仕込むことでテラキだけでなくリザードの補佐も完璧である。

フェイントブレバでめっちゃ死ぬので襷じゃなくてバコウでも良かった説はある。

テラキオン

実数値　167-180-111-75-108-176

火曜と土曜に出現するやつ。

自分がテラキオンに持たれたら嫌な持ち物を自分で持たせたらやっぱり強かった。

地震を持たせることでギルガルドにも打点を持てる。

ファイアロー

AS252

ファスガが欲しかったのと、ヒトカゲリザードリザードンと組み合わせると色合いが良いポケモンということで採用。

晴れを生かせるフレアドライブとワイガ警戒で横取り。追い風はすでに2体が使えるので採用を見送った。

なぜか岩弱点のポケモンが4体もいるので一応ヨロギの実を持たせてみたところ、ヒヒダルマの転がるを半減する活躍を見せてくれた。

途中経過

基本コンセプトとしては普通に叩くぞ～と見せかけて普通に叩いた後(←？)、テラキオンの苦手とする鋼タイプを炎タイプ4体で焼き殺すパーティ。テラキオンが落ちても中央でリザードが熱風するだけでもかなり強い。

いやあ強そうですねえ！！

途中経過その後

開始レート1700→1620ぐらいまで落ちる→1789まで上がる

あ、あれ・・・レート上がったぞ・・・

意外とエルフーンが落ちたところにヒトカゲが叩きをぶち込んで起動するシーンも多く、なんだかんだ勝てるパーティであった。

しかしこのパーティで50戦ほどした時にふと気が付く。

せっかくスカーフを持たせているのにヒトカゲは相手のドーブルもランドロスもぬけないのである。

とくにスカーフランドロスは対叩きパの強力な駒であると同時にファイアローとヒトカゲとリザードとリザードンを雪崩で殺してくる恐ろしいポケモンだ。

どうにか出来ないかと色々考えていたところ、ついにヒトカゲの上位互換が世界に存在していることに気が付いた。

オコリザルである。

ヒトカゲとオコリザル(とついでに対アローで採用するか悩んだ霊獣ランドロス)を比較したものがこちら

名前	ヒトカゲ	オコリザル	霊獣ランドロス
袋叩きの有無	有り	有り	なし
メイン単体火力	晴れサンパワーオバヒ	1段階上昇インファ	馬鹿力
火力指数	49140	42300	23640
メイン範囲火力	晴れサンパワー熱風	1段階上昇地震	地震
範囲火力指数	26932	17625	22162
アローのブレバを	耐えない	耐えない	耐える
スカーフドーブルを	抜けない	抜ける	抜ける
ギルガルドに打点が	ある	ない	ある

なんかヒトカゲ強く見えてきた…おかしいな…

とにかく、ヒトカゲの上位互換が見つかってしまった以上、ヒトカゲを入れたままにするわけにはいかない。けだまメモに「採用理由は愛です！」という言葉は存在しないのだ。たぶん。

オコリザル

努力値　AS

天敵であるスカーフランドロスおよびスカーフドーブルを上から殺せるポケモン。

面倒なやつを処理したあとは、大抵すぐ死ぬので裏からテラキかリザードを出して無双していきたい。

ヒトカゲを抜いたら家族ボーナスによる芸術点加算がなくなってしまうという人もいるかもしれないがエルフーンとオコリザルの後姿が妙に似ていたので問題はない。

～追記～
天才過ぎる意見をもらいました。オコリザル採用は必然だったのかもしれない。構築名をリザリザリザにするべきなのかもしれない。

オコ「リザ」ルでリザ要素が３つあるの芸術点高い

— カンザキ (@Kanzaki_poke) 2015, 2月 12

～追記終わり～

戦績など

オコリザル入りは10戦ちょっとして勝率7割だったのでヒトカゲよりは強そう。

エルテラ警戒で鋼タイプを初手に出してきたところにリザードリザードンの炎技を浴びせかける展開が多くて楽しい。普通にテラキオンで勝てそうな時はリザードの出番がなかったりするがまあそういうこともある。

大会

サークルの定例会(毎月異なるルールで大会をしている)のルールがトリプルで、自分はこの構築で出場した。

40人規模の大会で自分のブロックは6人。３勝２敗で予選落ちして終わった。

勝った試合はテラキが雪崩した試合2つと、クレセをリザードがオバヒでがっつり削ってトリルさせずに勝った試合1つ。

負けた試合はメガプテラに雪崩がらがらされた試合(一般的なプテラの雪崩がらがらは怯みでｷﾞｬｰを指すが、このパーティの雪崩がらがらは全滅を意味する)と、炎が3体もいるのにハッサムにボコられて最後にホロウビアルにボコられて負けた試合の二つ。エルテラでホロウビアルに負けた……。

もう2年近く定例会で予選を抜けていない。悲しい。

雑感

リザードは本当に強かった。いやほんとうに強かった。テラキオン+リザードの攻撃範囲が完璧だったというのもあるが、とにかく強かった。少なくとも印リザードンよりは強い。

しかし熱風の命中90が全く信用できず、メインに添えるにはリザードよりもメガリザードンYの方が強いのかもしれない。

そして初めて使ったエルテラも新鮮だった。自分はドーブルを即死要員としてよく利用しているが、テラキオンもものすごく集中されるので「最脆テラキオンですぐ死んで後続を出す」みたいなことに使えるかもしれない。誰かやろう。

それにしても気付けば炎御三家チェッカーがだいぶ埋まってきたな…5世代と6世代は全然だけど…

使用した炎御三家

それではヾ(*･･)ﾉ

炎御三家仕様構築リンク

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