はじめに
『ひぐらしのなく頃に』の聖地巡礼として白川郷に行ってきました!!
…よし!自然なスタートを切れたな!
今回は「ひぐらしのなく頃に」という作品の舞台である雛見沢のモデルになったとされている、白川郷の旅行記です。
うっかり撮影用のデデンネを忘れてきたので、ポケモン要素はほとんどないです。
たぶん。
経緯
2019年の自分のTLで大人気ゲームとなっている「ひぐらしのなく頃に奉」。
ゲームの話も多いし、ゲーム内の画像が貼られることも多い、文句なしの大人気ゲームとなっております。
TLで頻繁に見かけるひぐらし奉で最も有名なシーン
ひぐらしのなく頃にという作品は、
「昭和の後期に山奥の村に引っ越してきた少年。
のどかで平和な村だと思っていたけれど、なんだか機密の匂い…狂いだす日常…。」
みたいな感じの話です。
ざっくりしすぎか?
原作はPCゲームで、最初の発売は2002年のゲーム。
アニメも漫画もあったし、PS2(祭)でもDS(絆)でもPSvita(粋)でもPS3(粋)でもswitch(奉)でもPS4(奉)でも出てるので、触れたことがある人も多いのではないでしょうか。
…いや、ゲーム出すぎでしょ、一体何回完全版が出るんだ。
まあ自分自身DS版とvita版とswitch版をやってるから何も言えないのだけど…実際、何回プレイしても最高なんだよな…。
まあそんな感じのプレイ歴で、そろそろ一回ぐらいモデルとなった白川郷に聖地巡礼してみっか!ということで向かった次第であります。
ちなみに2018年発売の「ひぐらしのなく頃に奉」が今TLで流行ってる理由はマジでわかりません。
なんなんだ…?思い当たる節が全くない…。
出発
行くぞ!と思い立ったのが4月10日(水)。実際に出発したのが12日(金)の夜。
流石にいきなりすぎて無理だろなと思いつつ、当時TLでひぐらしをプレイしていたサンク氏ふぁーすと氏に「2日後ぐらいに白川郷行かない?」とクレイジーな誘い方をしてみたところ、10秒ぐらいでOKが返ってきたので三人で向かうことになりました。
誘う側が言うのもあれだけどキミたちフットワーク軽いな!?
【行きのスケジュール】
東京駅(23時)
↓
深夜バスで爆走
↓
富山駅(6時頃到着)
↓
9時ぐらいに富山駅を出る
↓
10時ぐらいに白川郷到着
というスケジュール。
ちなみにこの時点で帰りのバスのことを一切考えていなかった(ダメです)。
今回が人生初の深夜バス。
全然眠れないらしい。
怖い。
とりあえず耳栓と首枕とスリッパを購入して事前の対策をばっちりしていくことにしました。
首枕がかなり役に立ったので参考になれば。
色が聖剣士!と三人で大盛り上がりしたライト
めっちゃ東京!って感じの風景 22時ぐらいなのに明るいなあ
深夜バス乗り場って真夜中なのに案内のアナウンスが鳴り続けてるせいですごくにぎやか。
そのにぎやかさの割に乗り込む人たちの顔に生気が宿ってないのが印象的でした。
にぎやかなのにみんな表情が暗い光景、意外とレア。
深夜バスはまさかの一番後ろの座席。
よっしゃー座席倒し放題!!!
と思ったけど元々ちょっとしか傾かないタイプだった。畜生。
まあでも結局深夜バスはそこそこ眠れたので早く着く分お得感ありました。
真夜中のサービスエリアの解放感もなかなか気持ち良かったですね。
深夜バスが到着したのは富山駅前。
富山、初めての土地だ。
富山にきたら線路の周りが草で囲まれていて衝撃を受けた
富山はやたらと近未来的な姿の路線バスが縦横無尽に走り回っていました。
これまで僕は正直富山を舐めていたのですが、綺麗な街並みで素敵なところでした。
高田馬場駅前の五千倍ぐらい綺麗でしたね、間違いない。
桜も満開だった
銭湯で朝風呂に入ったら、なんかマスカット風呂とかいう怪しい露天風呂が設置してあったり、路線バスの駅にご当地萌えキャラがいたりして普通に富山だけでも楽しかったですね。
駅ごとにポーズが違う
富山らしい朝ごはんが何かよくわからなかったのでロッテリアで朝ごはんを食べて、バスに乗っていざ雛見沢、もとい白川郷!
白川郷への道中は普通に寝ていたので記憶がないぞ!(記事的にどうしようもない)
ざわさんの代理です pic.twitter.com/YqkCzrTmJA
— ふぁーすと (@first1178) 2019年4月13日
あ、聖剣士カラーのロゴの建物があった、ということだけは知っています。
白川郷
着いた
バスで白川郷へ。
まず最初に見えてきたのは…
白川クリーンセンター!
ごみ処理施設らしい。
前原屋敷、妙な形の家だなと思ったけど、ごみ処理施設場まんまの形だったんですね…。
もう圭一の家がごみ処理施設にしか見えない
ちなみに白川郷に来たこの日は登場人物の一人である前原圭一くんの誕生日だったのですが、誰もそのことを知らなかったので遠いからという理由でここには近づきませんでした。
誕生日ならちょっと足を延ばしても良かったかな…?
そんなクリーンセンターを横目に白川郷の中心地へ到着。
おお~~~~
白川郷だ・・・!
溢れんばかりの白川郷感。
いや、白川郷に来たんだから当たり前なんだけど。
実際に目の前にめちゃくちゃでかい家(ハウス)があると興奮しますね。
この日はとにかく天気が良かったのと、奥に見える山にまだ雪が残っていたのもあって景色がとてもきれいでした。
雲すらなかったから、写真で見ると「ペイントで水色に塗ったの?」って感じになるけど…。
合掌造りの家の3Fから見える景色
中央の場所がアニメのEDの場所なのがわかります
(じゃあなんでこっから写真撮ったんだよとか言わない)
途中、田んぼの真ん中に岩っぽい何かが置いてあったので「何あれ?バグ?」みたいなことを思いつつよく見てみたら雪だった、なんてこともありました。
バグ感のある雪(岩かと)
この日はかなり暑かったので、雪があるという発想が完全に抜け落ちてました。
白川郷に来たぜ pic.twitter.com/5asyO6Am48
— サンク山道 (@Thank93) 2019年4月13日
黒川郷に来たぜ pic.twitter.com/pTTy0jxlwr
— サンク山道 (@Thank93) 2019年4月13日
2バージョン上映をしてる人もいました。
どこから出したんだそのマカロン。
神社へ
白川郷のメイン通りをまっすぐ進むと神社が見えてきます。
白川八幡神社です。
古手神社のモデルになった神社ですね。
初めてきた場所なのに見覚えがあるという非常に不思議な感覚になる
鳥居の形も一緒だ!と思ったけどそりゃそうか
絵馬のコーナー
絵馬「来た!」一同「「「キュレムか!?!?」」」
かわいい
いわゆる痛絵馬もありました。
結構最近にも来られてる方が多いのがわかりますね。
ここの白川八幡神社、最初来た時どうやら模様替え?お掃除?かなんかで、賽銭箱が別のところに置いてあったんだよね。
で、横にどけてある賽銭箱まで行って、10円玉を入れてお参りをしたわけなんだけども…
神社の人に「そんなところにある賽銭箱に入れてもご利益ないよ!…ってわけで兄ちゃん運ぶの手伝ってくれねえか?」というゲームのシナリオみたいな展開になって、神社のお賽銭箱を運ぶお手伝いをさせて頂きました。
役に立てて良かったという話と、聖地巡礼に来た先の神社のお賽銭箱を運ぶ貴重な経験嬉しい、という話の他にも良かったことがあって、最初に入れた10円玉が無駄になったという事実にめちゃくちゃテンションが上がってしまいました。
これの何が良いかというと、祭囃し編の初めの方で、某キャラが10円玉をお賽銭箱に入れたら神に拒まれてはじかれる(♪being)、という展開があるんですけど、「これ実質10円玉を弾かれたのと同じじゃん!」っていう。
賽銭箱を運ばせてもらった上に原作再現まで出来るという貴重な体験が出来て良かったです。
10円玉が弾かれる名シーン ♪beingが良いんだこれ
その後、賽銭箱をもとの場所に移した神社は、こころなしか、キラめいて見えました。
白川八幡神社 ウルトラホロレア(★★★★)
なんというか……天気良すぎである。
川辺へ
長いつり橋を渡ると白川郷第二エリアへ行くことが出来ます。
山奥なので石が大きい 綿は流せないな…
ゲームでもそこそこ石でかいな
当たり前だけど普通にしっかりしたつり橋
あと落ちてもギリギリ大丈夫かな?ぐらいの高さなのでそこまで怖くなかった
なんかつり橋は随分形状が違うし、別の場所なんだろうか?
お昼の山菜そば
食べ物の写真がとても下手なので本当に申し訳ないんだけど、ちゃんと美味しかったです(我ながらこの写真はどうかと思う)。
普通に良いなと思った光景
氷よりも流水の方が涼しげに見えるのってなんでなんだろうね
例の場所へ
午後になったのでそろそろ村を一望できる展望台へ行くことに。
展望台までずっと歩いていくのだけど、ほぼ白川郷を端から端まで移動することになるので、道中に色々ありました。
沙都子の実家のモデル
ここまで一致するのね
レナの家のモデル
左右反転すると一緒になる
梨花ハウス
立てかけてる棒まで一緒
嘘だ!!!の坂
う、嘘なんてしてないよ…
嘘だ!記念にウソッキー置いて撮影しました
ウソッキーだ!
旅行とポケモンGOの相性がとてもいいことに気付けたのが収穫ですね(今更)。
そしてウソッキーがとても使いやすい(森だろうが道だろうが置いといて違和感がないので)。
長い長い坂を上った先は…
絶景ポイント!
そしてひぐらしのなく頃にで何回も見た光景でもある。
さらに「み、見覚えある~~~!!」感が最も強かったのがこの場所
祠の周りが板で封じられてたけど、中はちゃんと祠になってました
梨花のいうところの「村を一望出来るお気に入りの場所」だ…
左端の木もお揃い
ここに来た時の感動は筆舌に尽くしがたいというやつで、本当に素晴らしかった。
単純にものすごくいい景色だし、何度もゲームで見てた景色と全く同じものが目の前に広がっているという状況が不思議な感覚で、とにかく感動した。
その頃、隣の男はジムにソルロックを置いていた。
この前後では近くでアイスクリーム屋さんがあったのでお決まりのこれをやったよ。
— ざわ (@zalwa13) 2019年4月13日
上手く撮影が出来なくて試行錯誤してたらアイスが溶けてきて大惨事になったのは秘密だ!(ギリギリ落とさなかったけど手が大変なことになった)。
日が傾き…
そろそろ帰りの時間が近いんだけど、一行は特に帰りのことについては考えていなかった。
俺たちは今を生きるビーストだからよ…。
なので、日が傾き始めてからもまだ散策しきってないところを歩いてました。
こういう立派な屋根の…
かやぶきじゃない屋根を撮影しました(なんでやねん)
一応学校の屋上のモデルらしい 屋上だけ別なのか…
あとこういうインスタ映えスポットがあったので…
自撮りをしました
この椅子に外国の大柄なオジサマが座ってたのだいぶ腹筋に悪かったよ。
日が落ちてきたの図(こどもの日ver)
川の色がとても青い(なんで暗くなってから撮ったの?)
とまあ、こんな感じで最後の白川郷を楽しんだのですが、いつかは帰らないといけない時が来ます。
ここにきてどこからか疑問の声があがりました.
「これどうやって帰るの?」
帰宅編
帰りのバスの予約をしていなかったことが判明。
白川郷の宿泊施設は大人気で予約の出来ない民泊ぐらいしかなく、そこから町に出るには車で何十分と移動しないといけません。
バスのターミナルに行くとすでに何人か並んでいて、金沢行きのバスは満員と表示されています。
富山行きのバスは残り一便。
3席空いてなかったらどうする…?
2席だけとか空いてたらどうする…?
誰が残って誰が帰る…?(一人が消えて一人が死ぬ…?)
ひぐらしの世界で何度も何度も聞いたフレーズが頭の中でグルグル回りだします。
すがるように受付のおばちゃんに帰りのバスの残り座席数について尋ねると…
「ちょうど3席だけ空いてますね」
よ、良かった~~~~!!!
いや、本当にみんな、帰りのバスは確保してから遊ぼうね…。
めちゃくちゃ焦ったし、もしダメだったらどうなってたんだろうなこれ…。
というわけでお土産を買って富山まで戻りました。
さらば白川郷…。
雛見沢気分を存分に味わえた…楽しかった…。
富山で魚などを食べ、北陸新幹線に乗って帰りました。
北陸新幹線、色合いがかっこいい
新幹線は速い。
深夜バスの4倍ぐらいの速さで帰れる。
「新幹線は最高だな」という感想で解散しました。
夜行バスのメリットは複数人で利用すると辛い思いを乗り越えたことによる仲間意識が強まる、ということが挙げられます。
が、早いに越したことはないのでやっぱり新幹線を使いましょう。
おわり
というわけで夜行バスありの0泊2日旅行でした。
いやー本当に景色まんまだったので最高に楽しかったですね。
嘘だの坂とかまさにそうだったんだけど、前に進んでる時はなんともないのに、そこから後ろを振り返った瞬間、見覚えのありまくる景色が目の前にぶわっと広がる感覚、とても不思議な瞬間でした。
聖地巡礼良いね…ポケモンもやってくれないかな…。
いや、ポケモン映画の聖地巡礼はしたけど…。
乗り物博物館になっているんだ〜 pic.twitter.com/6GZrL9uhul
— ざわ (@zalwa13) 2019年1月6日
昭和が舞台の作品だったので平成の内には行っておきたい、ということで4月に向かいましたが、まさか雛見沢旅行記が平成最後の日の記事になるとは思わなかったですね。
でも多分令和になってもひぐらしが別のハードで出てきて、それをまたプレイするんだろうなあ。
今度は背景見てるだけで楽しめるし、無敵。
次回のひぐらしのゲームが楽しみです。
それではここまでありがとうございました。
令和でもけだまメモをよろしくお願いします。
ミ・3・ミ<では!
ミ―3―ミ.。(zalwa13の13の部分はひぐらしの雲雀13から取ってたりする)
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