「昔の太ってるピカチュウ可愛いよね~」
構築に至るまで
前回の構築
A日程で使用した構築の反省点をいかして構築を組んでいこう!
↓
①フワライドがやばい
②技がダメ
③ホエルオーはちょっと
④やはりピカチュウだった
↓
ライチュウ/ペリッパー/ホエルオー/カプコケコ/カプテテフ/カミツルギ
これが原型。
まずホエルオーはカプレヒレに。全体高火力かつ高スペックなのでまあ強そう。
そしてカミツルギは弱点保険グロスへチェンジ。
テテフとの相性が良いし、フワライドがきついなら逆に弱点保険で強襲しよう作戦。
あとはええと、ピカチュウをライチュウにしたら避雷針がなくて困ったんだよな。
つまりピカチュウを入れて・・・
こうか!!
構築
便利なやつ~
立ち回り(思い描いた未来)
その1 チュウチュウ
まずは猫騙し+追い風。いつもの。まあ無難に強い。
↓
あぁ!ペリッパーくんがやられた!
↓
もういっそのこと並べてしまうという選択肢
↓
放電して殴る!
その2 雨レヒレ
まずは猫騙し+追い風。いつもの。まあ無難に強い。
↓
あぁっ!ピカチュウくんがやられた!
↓
雨眼鏡濁流で流そう!
その3 対テテフライド
とりあえずフィールドをミストにして
↓
シャドボを食らったら~
↓
弱点保険発動!
保険バレパンでテテフはワンパン!
保険コメパンとレヒレの攻撃でフワライドも倒せそう!
個別解説
ピカチュウ
性格:ひかえめ
努力値:C252S252H4
Q.また?
A.はい
もう最後だろうと前回の記事で言った気がするのだが、もうここまできたら最後までピカチュウと向き合おうと思い採用。
今回はすぐ倒れて後続のサポート、という役目の他に裏から死に出しをして放電で強化してもらい殴る、という役割も持っている。
めざパ氷でカミツルギの襷をつぶそうと思ったら急所に当ててそのままカミツルギをワンパンするなどのお茶目さが光る。
ピカチュウを使うなら追い風パで、という反省を生かし、しっかりピカチュウはピカチュウらしい働きをして散っていった(結局散る)
技は雷でも良かったかなー。
アローラライチュウ
性格:臆病
努力値:D68 S252 C188
調整:臆病フワライドのシャドボ確定耐え
ピカチュウに放電をするポケモン。
ねこだましと放電を両立出来てピカチュウより速いポケモンなのでこういう構成になるのは必然だったかもしれない。
一応追い風状態でピカとライが並んだ状態の火力はまあ高い。
電気が通る相手ならこれでもうん、一応、成立する。
ペリッパー
性格:ひかえめ
努力値:C252 S252 H4
雨を降らせることでメタグロスが気持ちウインディに強く出られるようになるのがなかなかでかい。
若干思考停止気味に技を固定してしまっているけど、レートだとしおみずを撃ってくるペリッパーがいたりするので色々試しても良いのかもしれない。
メタグロス
性格:いじっぱり
努力値:HA
メタグロス。追い風前提ならコケコを抜けるまで振っても良かったかも。
雨メタグロス、というのが炎相手に強く出れてgood。
サイコメタグロス、というのも火力がアップしてgood。
ミストグロスは単純に眼鏡レヒレと並べた際の攻撃性能が高くてgood。
メタグロス自体は非常に強力で扱いやすいポケモンだったと思う。
ただ「弱点保険グロス」が良かったかと言うと少し話が変わってくる。
というのも、せっかく保険を持たせているのに弱点のZ技を撃たれるとさすがのメタグロスもワンパンされてしまい、アイテムが全く意味をなさなくなってしまうからだ。
まあつまり、ガブリアスのジメンZでワンパンされるのが非常に厳しかったのである。
ガブなんてダブルダメ地震で保険発動のカモだぜ、なんてのは7世代では通用しなかった。
また、対フワライドについても、普通に殴ってくる前に追い風なりなんなりをされるのがいつもなので、結局保険が発動して相手を倒しても裏から出てきた追い風状態の何某にボコられてしまう。
そして、ACが2段階上昇しても、技が、当たらない。
カプ・レヒレ
性格:ひかえめ
努力値:H236C236S36
ホエルオーに変わって構築入りした水タイプ。
ほどほどの素早さとそこそこの火力のがっしりした耐久を持っている全体攻撃持ち。
この条件を満たすポケモンが本当に少なくて結局レヒレに落ち着いた。
とりあえずの性能としてみんなしってる通りのカプレヒレ。
無難に強い。
ただ「1匹瀕死からの追い風下降臨」で出すポケモンとして、果たしてカプレヒレは正解だったのかというと疑問符の嵐が巻き起こる。
1匹を犠牲にしている以上、2匹分の動きをしてもらわないと困る。それはわかる。
が、カプレヒレ、範囲技エースとして見た時に致命的な欠点が存在する。
濁流が当たらないのだ。
そりゃそうだろという話なのだが、ちょっとそんなレベルじゃないのがこの問題。
追い風下で動けるのは3ターン。
その限られた時間の中で1回でも攻撃を外すというのは、それはもう負けに直結する失態になってしまう。
眼鏡レヒレの強みは「S操作とか関係なく高耐久から高火力の濁流をばら撒ける」ところであって、こうした追い風エース(しかも1匹犠牲前提)には向いてなかったのであった。
まあそもそも眼鏡レヒレって濁流連打するよりムンフォ連打する方が強いもんね…。
カプ・テテフ
性格:おくびょう
努力値:C252 S252 H4
追い風ミラーでめちゃくちゃ強い。
グロスの火力アップにも役立つ。
味方のバレパンを不発にするやつをたまにした。連携ミス…!
戦績
ジャパンカップB日程で使用。
9勝11敗!レートは1500ちょうどぐらい。
負け越しである。公式大会を負け越す構築記事もなかなかない気がする。
7連敗してレートがあわや1300台という状況になりかけた時は焦った。
まあなんとかそこから6勝1敗ぐらいになって最終的に9-11という感じ。
はねるミミッキュ(Zはねるじゃないぞ)と当たった時はどうしたもんかと思ったし、その相手の方が自分よりレートが高かったのもどうしたもんかと思った。
反省点
1.命中不安定技と追い風の相性が悪い
カプレヒレもメタグロスも強いポケモンではあったけど、低命中技を乱舞することになるのがどうにも辛い。
まあレヒレは別に濁流使わなければいいんだけどグロスはもうどうにもなあ。
カミツルギとテッカグヤの偉さがわかる。
2.Z技環境における弱点保険の不安定さ
むかしはダブルダメ地震に保険を合わせたのに…。
3.普通に無理なポケモンの多さ
この構築は一体相手のカミツルギをどうするつもりなのか。
トリパはミミッキュはカビゴンはどうするつもりなのか。
一体なぜこんなにメジャーどころにきついポケモンが多いんだ…?
4.ピカチュウとライチュウを一緒に入れた
ピカチュウとライチュウを入れたからか~~~。
もうここまで来たらピチューまで入れるべきだったのかもしれない。
「コケコライチュウ」が普通に強くて「コケコピカチュウ」もまあそこそこに強かったから理論上「ピカチュウライチュウ」も強いはずだったのだが…。
まとめ
日程Bは反省点の多い構築となってしまいました。
しかしその反省をいかすことでまた違った構築が産まれるのならB日程は無駄ではないはずです。
しっかり構築を改善してC日程に挑んでいきましょう!
A日程の記事
C日程の記事
ミ・3・ミ<では!