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似てるー!
廻
マグカルゴの からをやぶる!
廴三三 回
ポケモントレーナーなら全てのポケモンについて語れる説第111回はマグカルゴ!
自転車を漕ぎ続けろ!
はじめに
ポケモントレーナーが2021年になってもいまだに解放されていない労働であるところの孵化サイクリング。
そんな孵化のお供に欠かせない存在、それが「ほのおのからだ」「マグマのよろい」「じょうききかん」の特性を持つポケモン達。
その「ほのおのからだ」等を持つポケモンの中でも一番孵化サイクリングのイメージが強いポケモンがマグカルゴなんじゃあなかろうか。
けれど実はマグカルゴがトレーナーと共に駆け抜けた時代は10年以上前のものだったりする。
ここで孵化サイクリングの歴史をマグカルゴと共に振り返ってみたいと思う。
金銀クリスタル
この時代はそもそも特性がないのでマグカルゴにお呼びがかかることはなかった。
というか金銀時代のマグカルゴは非常に珍しいポケモンで、進化前のポケモンがなぜかサイクリングロードに出現する以外入手方法がない上、マグカルゴを使ってくるトレーナーがカツラしかいないのでお呼びがかかるとかそれ以前の問題だった。
殻の表現がすごい。ドットすごポケモンの一匹。
ルビーサファイア
特性が登場!けれどこの時代はまだフィールドで特性の効果が発揮されることはなかった。
アスナがマグマッグを2体連れてたり、ほのおのぬけみちでマグマッグが出現するのもあってマグマッグは金銀時代よりも影が濃くなった気がするけれど、マグカルゴはそんなに…かな…?
ところで4番目のジムでかえんほうしゃしてくるマグマッグ強くないですかアスナさん。
エメラルド
マグカルゴ覚醒。
フィールド上で特性の効果が発揮されるようになった。
当時ほのおのからだorマグマのよろいの特性を持っているのはブーバー、マグマッグ、マグカルゴ、ブビィ、バクーダの5種類のみ。
バクーダはドンメルを進化させないといけないからちょっと面倒だし、ブビィ族はホウエン地方には生息していない。
その点、マグカルゴは進化前でも良いし特性はほのおのからだandマグマのよろいだし、何よりほのおのぬけみちや113番道路で簡単に入手することが出来る。
そりゃあみんなマグマッグ・マグカルゴを選択するよね!という感じ。
ファイアレッドリーフグリーン
こっちで孵化してた人いるのか…?(孵化ロードがない)
一応4のしまでポケモンを2匹預けられるけど…。
ちなみにカントー地方においても入手しやすさは マグマッグ>ブーバー という徹底ぶり。
ブーバーはそもそもリーフグリーンでしか入手できないんだけど、唯一出現するともしびやまでレア扱いという希少さ。
一方マグマッグはどちらのソフトでも出現する上に別にレアでもなんでもない出現率。
うーんマグマッグ族からのトレーナーへの優しさを感じる!
(っていうかリメイクだとポケモンやしきに出現しなかったのかブーバー…)
※追記
エメラルドの前だから別にFRLGの出現事情、関係ないな…!
そりゃこっちで孵化する人いないよ!
ダイヤモンドパール
第四世代になってもマグカルゴの独走っぷりは止まらない。
追加されたタマゴほかほか要員はブーバーの進化系であるブーバーンのみ。
どういうわけかダイヤモンドパールではブーバーがシナリオ中には登場しないので、じゃあどこに出現するの?と思って調べたらリーフグリーンのダブルスロットでのみ出現というレアっぷり。
一方のマグカルゴさんはクリア後にいけるハードマウンテンでなんとレベル50台のマグカルゴがそのまま出現するという至れり尽くせりな神対応を見せてくる。
というかハードマウンテンに一番多く生息するのがこのマグカルゴなので、そりゃあみんな孵化要員としてマグカルゴ使うわ!というのを改めて感じてしまうな…。
なみのりでもじしんでもご自由にしてくださいましというマグカルゴの心遣いを感じられる出現パターン
ちなみにこの頃バクーダは第二特性としてハードロックを習得したので孵化要員としての扱いにくさに磨きがかかった。
プラチナ
ついにシンオウ地方にブーバーが出現するようになる!!
とはいえシナリオ途中でブーバーを使った人以外はレベルの高いマグカルゴを選択していたんじゃないだろうか。
ブーバーはタタラせいてつじょに出現するのでまあ捕獲は楽だけど…。
ハートゴールドソウルシルバー
やけたとうでブーバーが入手できる一方で、相変わらずマグマッグはカントー地方にしか出現しない(なんでだよ!)
ブーバーは出現率10%。
マグマッグはサイクリングロードの前後にある16番道路(カビゴン寝てたところ)と18番道路(鳥使いいるところ)に…5%!?
当然マグカルゴは野生で出現しない。
な、なんでキミたち一族は金銀とHGSSだけそんなに入手難易度高いんだ!!
HGSSから孵化を始めるという人がいたら、サファリゾーンを「いわば」にしてブーバーゲットするのが楽かなあ…。
ブラックホワイト ブラックホワイト2
おわりのはじまり…というか、おわり。
ほのおのからだかつ空を飛べるウルガモスの登場で市場に占めるシェアが90%から一気に0%になるという大暴落。
第五世代のマグカルゴはコモルー以上に空を飛びたいと強く願っていたという。
だってあれですよ、このマグカルゴのドット(HGSS)は見たことあるけど
こっち(BW)のは全然ないでしょ。
って言おうと思ったけどそのまんまなんだなマグカルゴ…。
マグカルゴが殴り合いで唯一勝てる相手はウルガモスなんて言われていたけれど、マグカルゴの恨みを感じずにはいられない。
XY
ここにきてさらに追い打ち。
序盤鳥のファイアローがほのおのからだかつ空を飛ぶが使えるとかいうすべてにおいて満点の存在が出て来てしまう。
ストーリーでヤヤコマを手持ちに入れていた人はそのままファイアローを孵化要員に出来るという充実っぷり。
どういう因果か殴り合いをするとマグカルゴが勝てるのも哀愁を誘う。
マグカルゴが唯一勝てるのがファイアローとウルガモスって…。
オメガルビーアルファサファイア
無限の笛のおかげで一応空を飛ぶを常に手持ちに入れなくても良くなったので少しだけ復権を果たした。うおおおお。
一応入手するだけならほのおのぬけみちでマグマッグが出現するので楽ではある。
まあ無限の笛って使い勝手そこまで良くないから、結局ファイアローかウルガモス使ってる人がほとんどかなあとは思うけど…。
ちなみにこの頃隠れ特性であるほのおのからだ持ちのファイヤーが入手できるようになったので、空飛ぶ孵化要員として第三の選択肢が生まれた。
相変わらずファイヤーとタイマンをすればマグカルゴが勝つ。
なんだねキミの執念は!
サンムーン ウルトラサンムーン
秘伝技撤廃!!!
ついに全てのほのおのからだ・マグマのよろいポケモンが横に並ぶ時代が来たのだ。
25歳以上の男子全てに選挙権が与えられた普通選挙法の制定と同程度の革命と言える。
厳選デモクラシーの成果である。
ただ、アローラ地方にはマグマッグ系統はいないので、第七世代の孵化要員としてマグカルゴを選択していた人がどれだけいるかというと…。
個人的にはケンタロスとムーランドの特性がほのおのからだだったらライドするだけで孵化歩数が半減になって最高だったのになと思う。
ソードシールド
岩炎タイプかつ通常特性どっちでも孵化歩数半減のポケモンが大活躍しているので、これはもう実質マグカルゴの成果と言える。
ところで「じょうききかん」って孵化歩数半減なの意外と知らない人いますよね。
まとめ
その入手の簡易さで孵化要員の第一人者になった第三~第四世代と空飛ぶ孵化要員の登場で一転お役御免となった第五~第六世代、孵化歩数半減なら誰でも良い時代に戻ったがタイミング悪くアローラに出現出来なかった第七世代、そしてなんか似たポケモンがいつの間にか王座に座っていた第八世代、という感じだろうか。
こう考えてみるともし第八世代にマグマッグが普通に入手しやすい存在だったなら王座を奪還出来ていたような気がするな。
セキタンザンさん、その席マグカルゴさんと交換しませんか…?
その他
ポニータを超えーた
マグカルゴと言えば有名なのはその種族値。
第六世代までの種族値合計が410。
合計410というのはマリルリやチャーレムに並ぶ低さなので、理論的に考えるとマグカルゴも攻撃2倍の特性を持っても問題ないということになる(それでも弱そうだな…)。
何があれってポニータの合計種族値も410なので「進化前と同じなのか…」と言われてしまっていた。(ついでにトロッゴンの合計種族値も410)
が、しかし!
第七世代で種族値上昇!
HPが50→60に、特攻が80→90に上昇したので合計430!
これはあのアローラガラガラ(425)を遥かに超えるステータスであり、バルビートやコドラなどと肩を並べる水準にまで達した。
ちなみにデデンネの合計種族値は431である。
37.5度超えてるからお店入れなくて可哀想
体温が10,000度。
太陽は約6,000度らしいので、実質ポケモン最強はマグカルゴ!!
みたいなのをみんな中学生ぐらいの頃に通るよね。
俺も通った。
普段あんまり強いイメージないポケモンが実は最強キャラみたいなの、良いよね。
色違い
結構すごいことで有名。
個人的には好き。
特に金銀の色マグカルゴは属性からして違いそうで良い。
おわりに
ダイヤモンドパールのリメイクでマグカルゴがトレーナーと同じ道を往復する世界が来るかもしれないし、楽しみですね!
いや…第四世代の頃の孵化は…もうしたくないかな…。
うん…。
どうにか孵化を一切しなくて済む世界にならないものか。
第八世代の時点でかなり楽だけどね。
ミ・3・ミ<では!
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