使用した診断はこちら→https://shindanmaker.com/855184
ポケモントレーナーの手のひらによる華麗なるドリルライナー
発売一か月前の2017年10月5日…
「ウルトラホール」の先の世界で待ち受けるものとは!? 11月17日（金）発売の『ポケモン ウルトラサン・ウルトラムーン』、最新映像を公開！ #ポケモンウルトラサン・ウルトラムーン pic.twitter.com/0iquqMtIgG
— ポケモン公式ツイッター (@Pokemon_cojp) 2017年10月5日
※動画内にウルトラワープライド成分が含まれます。精神に余裕のない方のご視聴はお控えください。
「おいおい新UB来たぞ！！」
「うおおついにカプに強い毒タイプのUBだ！」
「炎ゴースト！？シャンデラ再来か！？」
「…ん？岩鋼？」
「岩鋼って(笑)」
「岩鋼でワイドガード、ダイノーズかな？(笑)」
なるほど、岩鋼タイプ、ですか･･･。面接は以上です･･･。お気をつけてお帰り下さい。
— ざわ (@zalwa13) 2017年10月5日
発売後…
「おいこいつトリックルーム覚えるぞ！！！」
「は！？A131S13なのにジャイロボール使えるん！？」
「地面4倍弱点なのに素でガブリアスのWダメ地震耐えたんだが…」
もしかして:ルールを間違えた pic.twitter.com/chaIrzy43x
— ざわ (@zalwa13) 2017年12月26日
「ルール間違って伝説4体構築と当たっちゃったよ～」
ツンデツンデが強すぎて4ターンで終わった
— ざわ (@zalwa13) 2017年12月26日
「勝ったわ…」
ポケモン史上稀に見る手の平返し事件となったUSUM新登場のこのポケモン
ツンデツンデ！
いやまさか岩鋼タイプでこんなに強力なポケモンが出てくるとはねえ…。
その想定外の強さ
なぜ岩鋼＝弱いだったのか？
そもそもの話。
USUMの新情報でツンデツンデのタイプが紹介されたとき、誰もが「岩鋼かよ…」という感想を持ったはず。
なぜそんな感想になったのだろうか。
弱いと思った理由① 4倍弱点の多さ
岩鋼タイプの相性を確認してみよう。
(ポケモン徹底攻略より)
うーん極端！
半減タイプこそ多いものの、地面タイプと格闘タイプが4倍弱点。
ポケモンというのは基本的には4倍弱点の攻撃を食らうと不一致であってもやられてしまうものなので、4倍弱点が2つある＝ワンパンされる可能性が非常に高い、ということになる。
都合の悪いことに地面タイプと格闘タイプの技を不一致で所有しているポケモンは多いので、かなりの数のポケモンからワンパン撃破を食らいやすいのだ。
弱いと思った理由その② 攻撃技の貧弱さ
岩・鋼タイプは攻撃技に癖のあるものが多い。
威力は高いが命中が低い：ストーンエッジ・もろはのずつき・アイアンテール
威力は低いが怯みが強い：いわなだれ・アイアンヘッド
特殊技(威力が弱いが命中は高い)：パワージェム・ラスターカノン
威力が変わる：ロックブラスト・ジャイロボール・ヘビーボンバー
もっとこう、威力120命中100反動あり、みたいな技が欲しい！！！
現実的にはこれらの技に頼らないといけないので、どうにも高火力を相手に安定して押し付けるというのが難しいのである。
弱いと思った理由③ 補助技がイマイチ
岩も鋼もあまりサポート技に恵まれていないタイプだ。
ワイドガードやアシストギア程度しか場に影響を与える技がない。
状態異常を引き起こす催眠術や鬼火のような技も存在しないので、岩鋼タイプは基本的に補助技に恵まれていないのである。
弱いと思った理由①～③のまとめ
つまりツンデツンデが岩鋼タイプ＝弱そうという印象を持った理由は
①4倍弱点でワンパンされそう
②技の火力がなさそう
③補助技がなさそう
ということだったわけだ。
ちなみに歴代の岩鋼ポケモンはこちら。
多分一番強いのは…
ｶﾞﾑｼｬﾗｰ>
(Lv1)
↑これかな…。
(ボスゴドラはまだ他2匹よりはまあ)
なぜツンデツンデは強かったのか？
ここからは発売後詳しいステータスの判明したツンデツンデを確認していこう。
強かった理由その① 4倍弱点でワンパンされなかった
ツンデツンデのステータスは61-131-211-53-101-13。
B211の頭がおかしい。
あまりにも防御が高すぎた為、不一致地震や不一致格闘技は普通に耐えてしまうのである。
というかガブリアスの一致地震であってもH振りだけで確定で耐える。
実戦ではここからさらに味方の威嚇が入るので、もう手に負えない。
一方の特殊技だとどうなるか、という話なのだが、もともと不一致で大地の力や気合玉を採用するケースは稀な上、砂嵐でD上昇も出来るのでなかなかワンパンするのは至難の業。
強かった理由その② 技が充実していた
岩鋼タイプは技が微妙だからな～という話だったのだが、どういうわけかジャイロボールを習得出来てしまったので、話が180度変わってしまったのである。
最遅ツンデツンデの素早さ実数値は16。
ジャイロボールの最大威力が出るのは6倍からなので16×6＝96。
4振りS75族から威力150のジャイロボールをお見舞い出来てしまうのだ。
しかも攻撃が131もあるので、トリパ相手などでなければ特に反動や低命中などなく大ダメージが出せる。
攻撃実数値201の一致150がノーリスクでぶっ飛んでくるのは本当にヤバい。
ようするにキノガッサのきあいパンチと同じ威力だからねこれ。
個人的に一番狂ってると思うダメージ計算結果がこれ
陽気ガブリアスのWダメ地震(4倍弱点)→H252振り勇敢ツンデツンデに95％
勇敢ツンデツンデのジャイロボール→陽気ガブリアスに95％
なんで同じ割合なんだ…。
いわなだれも遅いから使い勝手は悪いかと思いきや、後述するトリルのおかげで相手の上から使えるようになったので優秀な範囲技となったのであった。
強かった理由その③ トリックルームを使えた
S13なのにトリックルームを使える！？！？
しかもその耐久で！？
挙句トリルをした後は自分でジャイロあり雪崩なりで殴れると来た。
トリパに入れてもよし、対トリパ用に仕込むもよしだ。
まとめ
岩鋼というタイプから連想される弱そうな要素を片っ端から打ち砕いてきたので本当にツンデツンデはすごい。
まさかトリックルームを使えるとは思わなかった。マジで。
逆にほかの岩鋼タイプもトリル使えたら強かったりするんだろうか。
案外ありそう…？
その他
ツンデマル
レベル１トゲデマルと一緒に組み合わせて使った構築。
まあ詳しくは上記の通り(トゲデマルの時にこの話するので取っておくムーブ)。
ダブルレート1907で瞬間3位！
楽しかったなあ！
なおこの後威嚇ガオガエンが解禁したことでツンデマルを通しづらくなったのであった…。
色違いがコーン
美味しそう。
こっちではないです。
さみしがりツンデツンデ
性格をさみしがりにして個体値をうにゃうにゃすることでビーストブーストでAが上がるのだ！
という理由で、非常に珍しい“さみしがり”が採用されうるポケモン。
しかもデメリットが「Bが下がること」じゃなくて「Sを下げられないこと(=ジャイロの威力が下がる場合が増える)」になるっていうね…。
他にさみしがりを採用されうるポケモンってなんかいるかなあ。
まとめ
ツンデツンデ、とにかくレベル1ポケモンとの相性が抜群にいいんですよね。
トリルが出来て雪崩が出来る。
トリプルが復活したら真っ先に使いたいポケモンだよね、ツンデツンデ。
それにしても改めて ツンデツンデのジャイロボール≧キノガッサのきあいパンチ ってやばいなあ。
そりゃコケコもワンパンされるしクレセも6割持っていかれる。
そういやイシガキングって愛称一般的だと思ってたんだけど実はそうでもないやつだったりするのかなこれ。
ミ・３・ミ＜では！
〈追記 2020/06/16〉
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初めてポケモンはレベルを上げたほうが強いという事に気付かせてくれた、レベル1のポケモン
